職人の素晴らしさ
7月14日(木)
『どんな仕事も愛と情熱が基盤』実祝プランニング語録
さて、今、ITの時代だ、文明の利器だ、と言われているが、その逆で、アナログの職人さんが増えている。
それも、女性が増えている。
例えば、「宮大工」これは男性の仕事と言われていたし、女性が入り込む余地などなかった。
しかし、若い女性でも、学生の時に憧れて、その道に進んだ人もいる。
親方には何度も何度も、断られたそうだ。
しかし、最後には親方が根負けして「そこまでやる気があるのなら、とりあえずやらせてみよう。きっと途中で根をあげて帰っていくだろう。」ということで、弟子の一人にした。
ところが、女性にしたら、やっとお許しが出て、やりたい仕事に就けたというので、懸命に頑張った。
多分給料や待遇などは、ある意味眼中になかったと思う。
純粋に好きな仕事に打ち込みたいという願いのほうが勝ると思う。
腕力や力では男性には叶わないが、男性が見落とすような部分や、とのこの部分など、細かなところでも力を発揮して、今ではなくてはならない存在になっている。
彼女の休日の過ごし方は、普通の女性とは違う。
仕事が好きで好きでたまらないので、休日は神社や仏閣を巡っては、勉強しているとか。
つまり自分を喜んで献げているのだ。
落語の世界でも、同じようなことがある。
要は、情熱と本気の思いが、単に技術を習得するだけでなく、魂のこもった仕事人=職人へと、引き上げていく。
どんな仕事も、自分の良くない「欲」を捨てて純粋な気持ちで取り組むことが大事なのだろう。
Copyright2011 実祝プランニング
尼崎ベンチャービジネス研究会ホームページhttp://ama1975vb.com/
ホームページのトップページに、メンバーによる、励ましの小さなポスターをPDFで掲載。7月にNO.10「文月の詩歌を」を掲載。同じく被災した立場から、想いをこめて創られたようです。
どうか、用いて頂ければ、幸いです。