行動に隠された悩み

５月17日（火）
『行動に隠された悩みを見てあげる。』実祝プランニング語録
北京五輪メダリスト、ケニア出身のサムエル・ワンジルさんが亡くなられた。

関係者の方々は大きなショックをうけておられる。
１５歳で宮城県の仙台育英高校に留学。
北京五輪で金メダルを獲得。

マラソン一筋の生活だったと想像できる。
日本にいると、国が違うため気を遣うこともあったはずだが、自国に戻ると英雄扱いになる。

もし、同じ年令の人達のように、仕事で揉まれることもなく、取り巻きに囲まれると、進言できる人がそばにいてくれただろうか？

また、本当の友がいれば、事が起きる前にブレーキをかけてくれただろう。
しかし、驕りが出てくると、進言してくれる人も友も排除してしまう。そして傷つけていることすら気づかない。
やさしさには、厳しさも含まれる。
『見よ、貧しいインディアンが遠い国から　宝探しの子供たちの所へやってくる。わたしたちは、宝を探して見つけた。こよなき宝、りっぱな、やさしいおじさんを。（E・ネズビット）』

人は弱い。
どんな立場になったとしても、謙虚さを忘れずにいたいものだ。
これは、どの宗教でも言われている。大事な事は、日々実行するか否か。

ワンジルさんには、今の彼の中で、大きな悩みがあったのだろうか？
行動の陰に彼の苦しみが見えると思う。
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