クリスマスのバラの奇蹟 冬が春に変わった

12月25日(土)
『素晴らしい云い伝えには真実がある。』実祝プランニング語録
泥棒のおかみさんは「アボット・ハンスさん、あんたの話を聞いているとクリスマスの鐘が聞こえてくるようだよ。さあ、早く外に出よう!」
みんなは、外に出た。が森は暗く、肌をさすような寒さだった。その時、どこからともなく鐘の音がした。すると、突然明るい光が森に差し込んできた。
しかし、直ぐに暗闇に戻った。そして今度は、もやのような光が差し込んできたかと思うと、暗闇の中をまるでライトが少しずつ明るくなるように、暗闇をのみ込んでいった。
アボット・ハンスの足の下に積もっていた雪は、じゅうたんを剥ぎ取ったように消えた。代わりに地面は緑で覆われ、春の花が色づき始めた。
その時、また薄暗くなった。が次の瞬間!暖かな風とともに新しい光の波がおしよせ、樹木はいっせいに葉を広げた。鳥達は、枝から枝へと飛び移りだした。
また、暖かな風が吹いて光の波がくると、ブルーベリーが実った。
3度目に光の波がおしよせてきたときは、耕されたばかりの土のにおいがしてきた。そして花がいっせいに咲きだした。
アボット・ハンスは呆然としていた。「いい伝えは、神様、本当でした。」と。さあ、花を摘んでもって帰れるのか?続きはお楽しみ!
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