クリスマスのバラの奇蹟 ジョーインゲの森へ行く

12月23日(水)
『何かを得るためには、険しい旅も必要だ。』実祝プランニング語録
夏が過ぎクリスマスイブがやって来た。
アボット・ハンスは、平修士を連れて、ジョーインゲの森へ向うことにした。
泥棒のおかみさんの子どもが、案内をするために来てくれた。
アボット・ハンスにはきつい道のりだった。滑りやすい急なわき道を登り、沼地をはいながら歩き、いばらや倒れた木をよけながら進んで行った。
やっと、陽が落ち、薄暗くなった時間に草原に着いた。
草原の後ろに山壁が見えた。その山壁には、木で作られた扉があった。
ここが、泥棒一家の隠れ家だった。
中に入れてもらうと、粗末なほらあなで、真ん中に焚き火が燃えていた。
おやじさんは、コケで作られたベッドで寝ていた。
本当に貧乏な家だった。クリスマスを祝う飾りも、ご馳走もない。
おかみさんが言った。「さあ、火のそばで暖まるがいいよ。食べ物を持ってきたならそれを、お食べ。あたしらの食べる粗末な食事は口にはあわないだろうからね。」
アボット・ハンスと平修士は持ってきた食べ物を食べ、少し眠らせてもらうことにした。さて、奇蹟の花は見れるのか?続きはお楽しみ!
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