席を譲る

11月25日(木)
『善は日常で教え、実行するべき事。』実祝プランニング語録
昨日、電車で移動中、私立の小学生の子ども達の下校時と重なった。
それぞれ、家が近所ではないため、降りる駅も異なる。
小学校5年生くらいの少女が2人、楽しそうに座って話していた。
私はそばで立っていた。
そのうちのひとりが、先に降りた。当然その隣は席が空く。
そこに、60代半ばと思われるご婦人が座られた。
ところが、少女が鞄を自分の横に置いているので、ご婦人はお尻を乗せただけの姿勢できちんと座れない。
私は少女をちょんちょんと指でさわって言った。
「鞄を膝の上に乗せてくれたら、隣のおばちゃんが広く座れるんだけど。」
その少女は嫌な顔もせず直ぐに、鞄を膝の上に乗せてくれた。
私は少女に「有難う。」と言った。
近くでその様子を見ていた人達も、笑顔で私に「有難う。」といわれた。
少女より私のほうが先に電車から降りることになった。私は降り際に彼女に再度「有難う。」そう言うと少女も微笑んだ。
当然のことなのだが、見て見ぬふりをする人が多い。
だから余計に子供達は気がつかない。少女は気をつけるべきことをきっと学んだと思う。
愛は、小さな日常での思いやりのはず。Copyright2010 実祝プランニング

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