びんぼう神様の愛
10月21日(木)
『感謝することは状況に左右されない。』
実祝プランニング語録
面白い本があった。
「びんぼう神様」(著者:高草洋子 発行:地湧社)
びんぼう神がいて、びんぼう神はその家がびんぼうになり、争いや不満、不幸になっていくことを楽しみとしていた。
ところが、ある家に居座るのだが、その家の夫婦はどんなに苦しくても、それを感謝していくのだった。
物やお金に頼らないでも幸せでいられるのは、「びんぼう神」のお陰だとまで喜び、びんぼう神をついには祀った。
さすがのびんぼう神もこの夫婦の心には頭が下がり、出て行こうと思うのだが、祀られていては出ていくにも出て行けない。
この夫婦はどんな目にあっても、自分たちのことだけでなく、周囲を思いやる心を忘れず、それを実行した。読み終える頃には、眼から涙が溢れた。
まず、「感謝」とは何かを教えられる。
そして、人と人が助け合う心を教えられる。機会があれば、ぜひご一読ください。