セネカの素敵な言葉 その2

4月6日(火)晴れ
『良いものには、徳が備わっている。』実祝プランニング語録
自分に良くないと思える辛い病気や試練などが、実は自分を導き、向上させていくことが多い。
セネカは若い頃、(20年ごろ)大病を患ったと言う。
その悩みや不安から、一時は自殺をも考えたらしい。しかし、小康状態に戻ったものの、身体の具合は不安定であった。そのため、病気を本格的に治療する目的で、母の妹の夫、つまり義理の叔父を頼ってエジプトに向う。
この叔父と言うのが、当時のアエギュプトゥス総督「ガイウス・ガレリウス」である。
セネカはエジプトでの療養、治療期間に多くの学びを習得し、ナイル川の上流地域やイシス神殿などを訪れている。
義理の叔父にあたる、ガレリウスは人間としても、男性としても出来た人物であった。
総督の肩書きを持っているからではない。
生死をさまよった人間は、他者よりも、人の心の底にあるものを見抜く力がついている。
これは世界中、多くの人に共通する、事実である。
セネカの父親も立派な人物であった。父親の名もセネカであったため区別するために父親を大セネカ、自身は小セネカと呼ばれていた。
セネカ自身、『良い家柄の生まれ。』であったが、そのセネカが次のような言葉を残している。
『よき生まれとは何か。生来、徳の備われる人間なり。』家柄云々が良い生まれではなく、人々に良きことを、損得抜きで提供し、人を活かすことが重要だと。『善を計る者には恵みとまことがある。聖書箴言14:22』明日もお楽しみに! ★★★Copyright2010実祝プランニング※アダルト的内容とは一切関係がないのでそのようなコメント及び不適切なものは遠慮をさせて頂きたくお願いいたします。

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