サン・ガルガーノの聖なる剣 結婚式
11月21日(土)晴れ
『聖なることを大事にする心はその人を輝かせる。』実祝プランニング語録
ガルガーノには婚約者がいた。家柄も良く、美しい女性であったことが想像できる。ところが、ガルガーノはモンテ・シエペの山の中で教会を建てるべく、世俗から離れてしまった。婚約者が嫌いになったわけではないだろう。それでも、結果的には結婚はせず、1年後に33歳の若さで召されてしまった。
しかし、ガルガーノが召された後に、そこに小さな礼拝堂が建設された。教会とは単なる綺麗な建物のことではない。
神を礼拝する神聖な場である。そのすぐ近くに、修道院が建てられたのである。修道院は今は廃墟となっている。礼拝堂は、礼拝するためには毎週使用されていないが、近年はここで結婚式を挙げるカップルが増えているという。
この場所はガルガーノの聖なる剣のお話しが有名なので、観光客が多く訪れる。それは悪くないことであるが、私はその礼拝堂で挙式をするなら、自分たちの気持ちをそこに傾けたほうが良いような気がする。
ガルガーノが命をかけて、教会建設のために祈った場であり、聖なる剣がその証として残っているのだ。都市でも挙式だけ教会でするカップルも増えているが、チャペルは神を信じ祈る、神聖な場であることをおろそかにしては、申し訳ないのではないか?
ミーハー的な気持ちや自分たちの自己満足のお祭り騒ぎをするのでなく、神聖な場に立っているという気持ちと、聖なることや人々を敬う気持ちを大事にしていく人は内側から輝いているはずだ。ガルガーノもきっと天からそれを見ているだろう。
続きは、明日のお楽しみ・・・。★★★★★★★★Copyright 2009実祝プランニング
11月19日からは詩篇47篇。神を礼拝する賛美は絶えない。賛美は詩篇34篇にもあるよう、試練の中でも沸き出る喜びの源である。その3・詩篇47篇『3節・国々の民を私たちのもとに、国民を私たちの足もとに従わせる。』国民とは、諸民族のこと。ここでいう私たちとは、神の聖と力、救いを尊ぶ者達のことである。危険から奇跡的に守られた者たちもあれば、殉教した者たちもいる。しかし、神の聖を尊ぶ者たちを、神は本当の勝利者として見てくださる。聖という神の側の秩序は、私たちが大切に扱っていくものでなければならない。