光の天使のHAPPY 湖上を歩く

9月24日(木)晴れ
『不思議な力に守られた体験は、周囲の人にも良い影響と結果をもたらす。』実祝プランニング語録
巨人と湖の上の氷を歩いて無事、若い女性教師は校舎の2階にある自分の住まいの前までたどり着くことができた。安全な場所まで来たとき、巨人は初めて彼女のほうを向き、丁寧にお別れの言葉を出した。
ところが、街灯など全くない、田舎である。顔は暗くて良く見えなかった。
巨人と別れて、自分の部屋に戻った若い女性教師は、今起きた、この不思議な出来事について考えてみた。
「あの大きな人は、どこから来たのかしら?なぜ、私の前を歩いてくれたのかしら?なぜ、荒っぽい人達が、道の両側に分かれ、私たちがその間を通りぬけるまで、時間が止まったようになったのかしら?」
考えるほど、解らなくなってきた。ひとつだけいえる事は、不思議な方法で、彼女を危険から守ってくれたと言うことだった。次の日の朝、彼女は昨夜歩いた、湖の氷の様子を見に行った。湖が見えたとたん、彼女は声が出なかった。「こんなことって・・・!」
なんと湖の氷は全て完全に割れていた。人の体重を支えられる氷の張り方ではなかったのだ。
昨夜、巨人と彼女が歩いて湖を渡れたこと自体が奇蹟と思われた。
その巨人のことを、誰に聞いても、「そんな人はこの村にはいない。」という。彼女は、その後巨人に会っていない。しかし、彼女はそれ以来、心強い守り手がいつも、自分のそばにいることを確信した。
神が、守り手を送ってくださると感謝した。
この不思議な、そして素晴らしい体験を感謝して受け取ることができた若い女性教師は、その後、子供達を教育して行く中で、本当に大事な事を、伝えられ、子供達もそれをきちんと受け取ることが出来、育っていったと想像する
知識を教えるだけが教師ではなく、人間としての大事な事を背で教えていかないといけない。
 多分彼女に教えられた子供達は、荒くれて喧嘩ばかりするような大人にはなっていないはずだ。弱い人を守っていく大人になったことだろう。不思議な守りの体験は自分だけでなく多くの人に良い影響を及ぼす結果につながって行くはずだ。 続きは、明日のお楽しみ・・・。
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