聖・クリスト・フォルスのHAPPY その4

8月27日(木)曇り後晴れ
『良心からの疑問の声を聞き取るHAPPY』実祝プランニング語録
ホ・フエロォーは「悪の大王・サタン」を探す旅に出た。
次の日の朝、太陽が輝く陽の中を、ホ・フエロォーは大きな森を見つけた。その奥に進んで行くと、お昼だというのに、森は薄暗い。大地は冷たい。その先に大きな石があった。良く見ると、その石の上に、この世にこんな黒い色があるのかと思うほど、黒々としたぶきみな姿をした者がいた。
ホ・フエロォーは聞いた。「この世で1番力のある支配者を探しておりますが、ご存知ありませんか?」
その黒黒した者はまるで地獄の中から声が出ているのかと思うような声で言った。
「わしがそうだ。わしの名は、悪の大王・サタンである。ついてこい。お前の仕事は山ほどある。」
ホ・フエロォーは、やっと自分が仕える、王に出会えたと喜んだ。
ところが、悪の大王・サタンの命じる仕事は、残忍な王の仕事より、ホ・フエロォーには、辛い仕事であった。
なぜなら、休む暇もなく、人人に禍いをまきちらし、争いをしかけ、優しさや、愛を、希望をことごとく潰していく仕事なのだ。人の心に隙があれば、入り込み、自己中心な思いを少しずつ抱かせて行く。
自己中心という土台が黒黒と据えられると、悪意が芽生えてくる。
芽生えた、悪意の上に、うまいこと見せ掛けの善行をかぶせていくのである。
見せ掛けの善行は、無垢な人や、素直な人を結果的に傷つける刃となる。その上、涙を流している人に同情するふりをして、足を引っ掛けたり、嘘をついたり、出し抜いては、喜んでいくのだ。
ホ・フエロォーは力は強かったが、悪の大王・サタンはその力を権力や、肩書きにまで応用させて行く巧妙さを持っていたので、多くの人の心を傷つけ、多くの涙を流させた。
ホ・フエロォーはまたも、悩んだ。「この王は確かに強いが、自分が一生をかけてお仕えしてもいいのだろうか?」と。 『ひとりの正しい者のもつわずかなものは、多くの悪者の豊かさにまさる。聖書詩篇37:16』そんなある日、悪の大王・サタンと道を歩いていた時、この悪の大王・サタンの顔色が変わり、恐れつつ飛び退いて行ったのだ。見ると足元にある物が落ちていた。その物に恐れおののいたのだ。
それは、一体なんだったのか?続きは、又、明日・・・。
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