マリー・ドレスラーのHAPPY その6

6 月1日(月)晴れ
『人に備わっている優しさを引き上げ輝かす、友情のHAPPYがある。』

実祝プランニング語録
マリー・ドレスラーから感銘を受けた記者がいた。ドレスラーが召される3ヶ月程前に実際に彼女に会い、情熱を語られたHAPPYな人物である。

彼はアメリカン紙の記者を経て、雑誌の編集長を務めていた「チャールス・フルトン・アワズラー」。アワズラーは一般の人達からも支持を受ける文章と、多くの人の心を捕らえる鋭い感性を持っていた。

ドレスラーは召される1年前の1933年まで、現役で仕事をした。30年前までは、記者達に『ネタをあげるわ!』という態度で接していた彼女だが、復帰してからのドレスラーは違った。アワズラーはドレスラーからこう語られた。 
『私は、多くの人に深い感銘を届ける人生を生きていこうと願ってきました。そして本当に家庭的な家族の思いが触れ合う家庭というものを、楽しく意義を持って演じようと努力しました。それらを通して、人人の心を豊かにできるお手伝いができれば、何も思い残すことはありません。』
と。

『成功した人間になろうと思うな。むしろ価値のある人間になろうとせよ。(アインシュタイン)』

もう、自分の死が近づいている事は、知っていた。根底には『自分様の利欲』は影さえ見えなかった。

鋭敏な感覚を持ったアワズラーにさえ、死を前にしても感銘を与えることが出来るパワーを持っていた。豪華な葬儀を希望したのでもない。
復帰してから多くの人達を慰め励ます手伝いが出来た事を、心から感謝し、喜んでいたのである。 

アワズラーの作風は晩年になってから、変わったという。彼も同じように多くの人人にHAPPYと感銘を与える作品を残していったのだ。  
『悪い実を結ぶ良い木はないし、良い実を結ぶ悪い木もありません。聖書 ルカ6:43』

しかし、フランシスをも忘れてはいけない。ドレスラーに備わっていた情の厚さと優しさを引き上げ輝かせたのは、フランシスの功績と言っても過言ではない。でも、親娘ほど歳が違う2人には地上でのお別れが待っていた。続きは、又明日・・。
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