ローザ・ボナールのHAPPY その4

5月25日(月)
『たとえ希望がないと見える中でもHAPPYと導きは必ずある。』実祝プランニング語録
1822年に産声を上げたロザリィだが、ロザリィと前後する年代で、フランスで認められた画家は
1814年生まれの『ジャン=フランソワ・ミレー』1819年生まれの『ギュスターヴ・クールぺ』1832年生まれの『エドゥワール・マネ』1834年生まれの『エドガー・ドガ』などである。素晴らしい男性画家ばかりだ。
この中で、権力もお金もない女性画家が、認められると言うのは稀なことであろう。
そこには上辺の技術だけでなく人の心の琴線に響く「ロザリィの心」があったのではないか?
ロザリィ自身も貧しい生活の中、市場に来ている人達の日常の喜び、楽しみ、悲しみ、苦労、そして何より『働く汗とHAPPY』をそこに感じたのではないだろうか?
その人人の『働く汗とHAPPY』を陰で支えていたのは、最初にモデルになってくれた市場の馬だった。
また、羊の群れを描いた絵があるが、羊飼いは、多くの人の苦しみ悲しみを包み込むような温かいたたずまいで描かれている。羊の群れが船に乗せられて海を渡っている絵もある。このような視点で羊を描く画家は珍しい『あなたは、ご自分の民を、モーセとアロンの手によって羊の群れのように導かれました。聖書 詩篇77:20』旧約聖書で、モーセが杖を打つと紅海が分かれ、民達はそこを渡り、追っ手の軍は紅海にのまれ、民達は助かったという記述がある。もう、どんなに頑張っても絶対絶命・・・と思える中、神の助け、救いは
人間の考えを大きく超えた不思議な方法で展開されていく。
ロザリィ自身もその不思議に助けられ導かれた一人だった。ロザリィを救った不思議は現在の私達にも助けの手を差し伸べ、導いてくれるHAPPYを体験させてくれるのではないか。続きは又、明日・・・。
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