贈り物 その2

12月16日(金)
『背後にある愛が贈り物。』実祝プランニング語録

贈り物は「物」や「お金」だけではない。

ある宣教師から聞いたのだが、発展途上のある山地にその宣教師はいた。
一時帰国する頃になって、その山地にいる少年が、宣教師にプレゼントをと考えた。

勿論お金は持っていない。

少年は、いくつもの山を越え、海に出て綺麗な貝殻を探した。

その貝殻を大事にもってまた、いくつもの山を越えて戻ってきた。

宣教師に貝殻を渡すと、「とても綺麗だ。素敵なプレゼントを有難う。」
宣教師はそうお礼を述べた。

ところが少年は言った。
「それを探して拾うまで、遠くまで行って、そして探した時間もプレゼントなんだよ。」と。

宣教師はそこで初めて気づいた。{片道何時間かけて険しい山を登ったことだろう。}

プレゼントは単に物だけではない。

例えば、靴下1足選ぶにも、お店を探し、電車や車、或いは徒歩でそこまで身体を運ぶ。

そしてまた靴下を探し選ぶ。

プレゼント包装など頼もうものなら、お店によっては包装代がかかったり、時間を待たされたりする。

その後、届けたり、手紙を添えて送料をかけて送ったりする。

「物」は目に見えるが背後にある見えない真心と時間、それこそが贈り物である。
勿論、ここには自分のお金でということが、大事なのだが。
経費でまかなうのでなくね。

Copyright2011実祝プランニング

尼崎ベンチャービジネス研究会ホームページhttp://ama1975vb.com/
ホームページのトップページに、メンバーによる、励ましの小さなポスターをPDFで掲載。
12月にNO.14「クリスマスは慰めの到来」を掲載。
同じく16年前被災した立場から、想いをこめて創られたようです。
また12月に「メりークリスマス」をも掲載どうか、用いて頂ければ、幸いです。

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