東北地方太平洋沖地震 人に風評を与えてはならない

4月16日(土)
『理解と優しさこそが本当の支援』実祝プランニング語録
風評被害からも、また自粛からも、東北地方の観光も足が遠のいてしまっている。
また、被災して避難した地において、子供達は、不安と慣れない地での新学期を迎えている。
そのなかで、私も懸念していたが、やはり「いじめ」が起きているという。
「放射線がうつる。」といわれるらしい。
その言葉を、同級生から受けた子供の心は、どんなにか痛いだろう。悲しいだろうか?
家も失い、友達とも離れ、家族や親戚が亡くなった子供もいる。
今にもつぶれそうな想いを抱えて、学校に足を運んでいるのだ。
これらは、そういうことを言った子供の家庭教育にも問題はないのだろうか?
被災してきた子供がその学校に来た事は、周囲もわかっている。
ならば、尚更のこと、その子供に「優しくしてあげようね」、「分からない事は教えてあげようね。」と家庭でなぜ諭せないのか?
勿論、優しくして、友達になってあげている子供もいる。

しかし、かけられた言葉は、消えないのだ。
被災されて避難されている方の多くは、復興を期待し、再び東北に戻れるよう希望しておられるのだ。
子供の思いやりという教育と、その周囲の大人の正しい心の教育が問われている。

被災された方々は、傷つき悲しみを持ちつつ、それでも前に進もうと努力しておられるのだ。
本当に支援をするというのは、物も大事だが、直ぐそばにいる時間を「やさしい時間」にして差し上げることではないのか?

尼崎ベンチャービジネス研究会ホームページhttp://ama1975vb.com/に、励ます思いをこめたポスターを掲載。創作者も16年前阪神・淡路大震災で被災し、祈りを込めて制作。
4月から新しいポスター掲載。
用いて頂いていることに感謝。

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