クリスマスのバラの奇蹟 バラは咲き続ける

1月10日(月)
『奇蹟の証は見える形で教えてくれた。』実祝プランニング語録
泥棒一家が、もう泥棒という名を返上した。
アプサロン大司教からの手紙により、もう「おたずね者」ではなくなった。
さて、アプサロン大司教からの釈放の手紙を届けた平修士は、山を降りなかった。
泥棒一家が住んでいたほら穴に住みついた。
森の中でたった一人で、お祈りをし、生活した。
そして自分の傲慢さを悔い改め、再びジョーインゲの森にクリスマスに奇蹟が起きることを願い祈った。
しかし、次の年のクリスマスになっても、ジョーインゲの森には、花は咲かず
奇蹟も起きなかった。

けれど、アボット・ハンスが命をかけて持ち帰った「バラ」は、冬になると再び、エービット修道院で美しく花を咲かせている。
普通のバラが咲く季節は春と秋。ところがこのバラだけは、毎年冬のクリスマスの季節になると、白い花を咲かせるのだ。
それゆえ「クリスマスのバラ=クリスマスローズ」と呼ばれるようになった。続きはお楽しみ。
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