ジョージ・ワシントンのHAPPY その2

1月24日(日)晴れ
『立場が上がるほど、自分をささげる決意が必要。』実祝プランニング語録
ワシントンに国王になってほしいという提言を退けたのが1782年7月。
ところが、1783年12月には、アナポリスのメリーランド州会議事堂にて今度は、陸軍の最高司令官の辞任を申し出た。
ワシントンは絶大な権力を持つことができただろうに、そういうことに関わりを持たないようにした。
これは、ワシントンがその背を見て倣った人物の影響が大きい。実際にはお互い会う事は無かったのだが、権力を持ちそれを振りかざさない生き方を、学び実際に自分もそれを好み実行したのだ。
どこの世界でも、権力を手に入れたがる人が多い。何とかの委員長だとか、何とか長だとか。それが悪いことではないが、その立場に立つ者は、相応の覚悟が必要である。身内びいきなどに用いることなど論外である。
ところが、これが多い事は、皆さんのほうが良くご存知だろう。
それをしている人達は、自分の権力を振りかざしていることを上手くごまかして使っている。
周囲がどんなに傷ついても、押しのけられても平然としている。何年も前、ある所でトイレに並んでいた。そこにその責任者の18歳の娘がお年寄りが並んでいることも無視して、割り込んで使った。周囲の人達は「あっ」と言ったがそれ以上何も言わない。
私はその娘に言った。「あなた、皆並んでいるでしょう?割り込みはいけない。」すると「あら、そうでした?」彼女はおとなしいが、自分のやりたいことには、いまだに親の力を上手く使って人を押しのけて割り込んでいる。彼女は自分は何も悪いことをしていないと思っている。
もう結婚しているが、形を変えて同じことをいまだに続けている。悲しいことだが見えない部分で多くの人を傷つけている。それでも自分を1番にもっていこうとする癖は抜けない。
ワシントンは、大統領になってからは今まで以上に、職務の華やかな部分に流されないよう気をつけ、行いや言葉、服装も、派手にならないように、気を遣っていたという。肩書きが無いほうが、我儘は通るのが常だ。が、肩書きを我儘に用いるなら問題が見えない所から大きくなっていく。 【欺きのはかりは主に忌み嫌われる。箴言11:1】続きは明日のお楽しみ★★★Copyright2010 実祝プランニング

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)