ガーター騎士団

11月25日(水)
『思いが高貴な人は幸いである。』実祝プランニング語録
1348年説のガーター騎士団は、エドワード3世と長男のエドワード黒太子が、ガーター勳爵士に任命した24人の騎士たちを、ウインザーに召集した。そのときを騎士団の設立と見ているようだ。
時間が前後するが、このガーター騎士団設立の背景は、「貴婦人の靴下止め」が大きく関わった。
1340年代にエドワード3世が舞踏会を開いた。そのとき、ある貴婦人とダンスを踊っていたのだが、何かのはずみで、その貴婦人がつけていた靴下止め(ガーター)が外れて、ドレスの下に落ちてしまった。
当時としては、とても恥ずかしい出来事ではあった。それを見ていた、他の貴族たちは、男性も女性も「あら、はしたない!」というような態度で、しのび笑いをした。ところが、エドワード3世は何事もなかったように、その靴下止めを拾い上げた。そしてこういった。
「Honi Soit Qui Mal Y Pense.(思い邪なる者に災いあれ。)」と。現代風に言うなら、「他人にアクシデントがおき、意図しない思わぬ失敗があったときに、馬鹿にして笑う人間に罰が下るように。」と。
そして自分の足にその落ちた靴下止めをつけたのである。立派である。
ちなみに、この靴下止めを落とした女性は、なんと後にエドワード3世の長男、エドワード黒太子のお妃となったソールズベリー伯夫人ジョアン・オブ・ケントであるといわれている。奇遇な出来事である。
続きは、明日のお楽しみ・・・。★★★★★★★★Copyright 2009実祝プランニング
11月19日からは詩篇47篇。神を礼拝する賛美は絶えない。賛美は詩篇34篇にもあるよう、試練の中でも沸き出る喜びの源である。その7・詩篇47篇『7節・まことに神は全地の王、巧みな歌でほめ歌を歌え。』巧みな歌とは、マスキールのこと。マスキールとは、悟りを与えるという言葉と同じ言葉でもあり、賢い者と同語であるといわれる。楽器の演奏も歌の技法もレベルの高い技術を持って、しかし、神を心から尊ぶ姿勢を忘れず、ほめたたえ、礼拝せよということである。

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