サン・ガルガーノの聖なる剣 その1

11月16日(月)晴れ
『大きな存在は平和と祈りを愛される。』実祝プランニング語録
剣にまつわる不思議なお話しは多い。今日からは、サン・ガルガーノの聖なる剣の伝説のお話し。この伝説は実在した歴史上の人物とその剣が存在しているので単なる逸話ではない。
このお話しはかの有名な「アーサー王」のお話しのモデルとも言われている。
イタリア中部の町、シエナから、南西に約40キロほどの山の中に、「サン・ガルガーノ」という修道院がある。
といっても、今は廃墟となり、「屋根のない教会」と呼ばれている。このサン・ガルガーノは11世紀の末にフランスで設立された「清貧・貞潔・服従を土台とするシトー派の修道会」である。
このシトー派の修道院がイタリアの山奥というべく場所に建てられたのも、世俗から離れた中で神と向き合い祈る場となっていたからだ。
そのため、建築様式も華美な装飾もなく、壁の多いシンプルな建物である。言うことと行いが一致していたのだ。
今は、修道院というより、「修道院跡」と呼ぶほうがふさわしいサン・ガルガーノ跡地から、歩いて数分のモンテ・シェーピ山の小高い丘の上に、教会が建っている。この場所に、ガルガーノの聖なる剣が保存されている。
カルガーノ誕生は1148年。シエナ近郊に住む貴族の父、グイドットと母ディオニージアの間に生まれた。この夫婦は中々子供に恵まれず、祈ったところ大天使ミカエルの力添えにより、男の子を授かった。それがガルガーノであったという。
続きは、明日のお楽しみ・・・。★★★★★★★★Copyright 2009実祝プランニング
11月8日からは、いぶし銀の輝きを持つ詩篇46編。多くの人がこの詩篇46編で、絶望から立ち上がった事実をもつ。
その9・詩篇46編『9節・主は地の果てまでも戦いをやめさせ、弓をへし折り、槍を断ち切り、戦車を火で焼かれた。』 
主は平和を愛する。戦いは戦争だけではない。人間関係の中にも、自己利欲を優先させるため、権力や良くない企てや、人を出し抜く裏切り等が存在する。
そして物言わぬ争いが起きている事実がある。悲しいかな聖職者やその身内がそのような戦争に加担していることもある。
権力や立場に溺れていることに気付いていない。しかし、主は隠れた争い、良くない企て、偽りの言葉をご存知である。主の前には肩書きは通用しない。主は隠れた悪も戦いも主の力で断ち切られる。

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