人を生かす努力が起こしたHAPPY その4

7月11日(土)晴れ
『相手の幸福を願う厚意が、その後の本当の幸福を左右していく結果となる。』実祝プランニング語録
過酷な旅を続けて来た難民達であったが、「自分はもう駄目だ、ここで死なせてくれ。」と頼んでも、難民達の指導者は、熱い言葉を発した。
「あなたの最後の1滴の力を振り絞って、私たちと女の子を助けてください。」と。
もう駄目だという老人達は立って歩く力もなかっただろう。夜通し険しい山道を歩き続けているのだ。しかし、女の子を見捨てるわけにはいかない。
やっと朝日が射しはじめた頃、難民達は山の頂上を越え国境線を抜けて隣の国に足を踏み入れることが出来た。

さて、落伍者はいたのか?一人の落伍者もいなかった。これは奇蹟というほか無い事実だ。考えてみてほしい。
あなたが若い体力のある人であっても、緊張が張り詰め、食べ物も何日もろくに食べていない疲れた身体で夜通し険しい山道を歩き通せるだろうか?それも荷物や子供を背負って。
もう駄目だと言っていた老人達は、自分の命のためではなく、他者の命を助けるため、力を振り絞った。この老人達は、大きな財産を得た。人の命を本気で救おうとする時、自分に新しい力と気力が与えられていったことを。  『私は私の道を申し上げました。すると、あなたは、私に答えてくださいました。どうか、あなたのおきてを私に教えてください。聖書詩篇119:26』

この過酷な旅をした人達全員が、大きな財産と人生で最も大切なANSWER、つまり答えを受けとることが出来た。 『幸福とは旅の目的地のことではなく、旅のしかたである。』マーガレット・リー・ランベックはそう断言した。
目的地に着く事は大事だ。けれどその中でお互いが本気で相手の為に尽くす、相手を生かそうとする心があれば、皆が幸福になれる。
名声を得ること、お金を沢山稼ぐことが悪いというのではない。
その途上における相手の幸福を願う厚意がその後の本当の幸福を左右していく結果となる。目の前の誘いや快楽の為、良くない事や物に手を出したり、宇宙を造られた大きな存在が悲しむ事は避けていきたいものだ。明日の続きは、楽しいよ・・。
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