お手本になったフラナガン神父のHAPPY その4

6月29日(月)曇りのち雨
『内面の正しさをもつ教師に教えられる事は、HAPPYな喜びの人生に導かれていく。』
実祝プランニング語録

エディに心を開いてもらう最後のチャンスだと、なぜかフラナガン神父は感じた。

神父は、優しく口を開いた。

「エディ、良い子というのはどのような子供のことなこかね。

良い子というのは、素直で、正しいことには、「はい」と従う子供だと思うのだが、そうではないかね?」

エディは言った。「そうだろうね。」

神父は続けた。「先生が教えたことをきちんと守り行う子供のことでもあるね?」

エディはうなづいた。「そうだよ。」

ひと呼吸置いてから神父が言葉を出した。

「では、エディ、君はこれまで、よく従う素直で良い子だったではないか?いいかねエディ。

君にとって運が悪かったのは、正しい事を教えてくれる先生についたのではなく、
波止場の荒っぽい大人や、街角の良くないギャング達が先生だったことだよ。

しかし、その先生達には君はとても素直に聞き従って、倣ってきたことだけは事実だ。

君はその先生達が教えてくれた荒っぽいことは1つも残らず守り、実行してきた優等生だ。

もし、エディ、君がその同じ態度と気持ちで、この{少年の町}にいる正しいこと、美しいことを教えてくれる先生達に従ったら、どんなに素晴らしいだろうね。」

少年ギャング団のボス、エディは、フラナガン神父の言葉に見えない大きな衝撃を受けて、何も言えずに立っているのがやっとだった。

今、エディの心に天から聖らかなHAPPYな光が差して、

人間の誰もが落とすことが出来なかった心の[焦げ]が一瞬にしてそぎ落とされてしまった。 

『わたしを呼べ。そうすれば、わたしはあなたに答え、あなたの知らない、理解を超えた大いなる事を、あなたに告げよう。聖書エレミヤ書33:3』

エディの鋭い茶色の眼が優しさを取り戻した。

そしてフラナガン神父の机に近づいた。

神父もまた、笑みを浮かべて立ち上がった。

エディはフラナガン神父の胸に飛び込んだ。

そしてどんなに辛くても、悪いことをしても、人前では泣くことが無かったエディの眼からHAPPYなことに涙が溢れ出てきた。

同じくフラナガン神父の眼からも涙が溢れてきた。

フラナガン神父の言葉はエディを造られた大きな存在がエディに語ったのだと思う。

続きは、又、明日・・・。
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