お父さんとのHAPPYな関係 その4

6月25日(木)晴れ
『仕事の使命、生きる指針、人生の意味を見失わない努力はHAPPY。』
実祝プランニング語録

3人の息子達はお金は手にできなかったが、
大事な事を自分たちの子供にも渡せるようにつかむことができた。

お金は大事だ。しかし、お金に囚われると仕事の使命、生きる指針、人生の意味を見失ってしまう。 

お父さんは息子達にHAPPYな素敵な財産を残したと思う。

もし、この金庫にお金がぎっしり詰まっていたなら、息子達同士で、取り分の争いが起きたことだろう。

そして、お父さんへのお世話や一緒に居る事も愛情もお金が目的であったことを自分にも周囲にも認めさせてしまう結果になっただろう。

財産を残してはいけないということではない。
財産が、お父さんの命より価値があるものになっては、自分たちが人間としての尊厳を崩してしまうからだ。

自分たちの家族や周囲に愛情の尊さを教えられない。

この3人の息子達が自分の子供に、年老いた親や人を大事にしなさいと言い聞かせても、効力はない。

腹と背が本音を語るからだ。その子供も同じように、隠れた本音に倣っていくだろう。

勿論3人の息子達は、お金目当てであり、偽装された親孝行だったが、実際のところ、お金は1銭も譲り受けることは出来なかった。

だから表面上では、3人の息子達が力を合わせ、お父さんのお世話をし、盛大な葬儀をしたこととなる。  

お父さんは息子達の偽装された本音を知りつつ、実は最も大事な事を最後まで教えて与えたのかもしれない。 

『あなたの真理のうちに私を導き、私を教えてください。聖書詩篇25:5』

しかし、今は様々な事情により、親が天に帰ってしまったり、親と暮らせない子供達も沢山いる。

私はその子供達が本当に良い手本になる大人に出会えるよう祈っている。

お手本になるには忍耐と自分をささげた愛が必要だ。

素敵な良いお手本になった人たちの続きは、また、明日・・・。
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