支えるHAPPY その10

5月3日〈日〉晴れ
『生かされているHAPPYを身体で歌う力。』
実祝プランニング語録
昨夜、プロジェリアという難病に生後9ヶ月のときにかかってしまった、アシュリー・ヘギの追悼番組が放映されていた。日本名では早期老化症と呼ばれ、800万人に1人という難病だ。治療法はまだ解らない。1年で10年の歳をとっていく病気で、患者さんの平均寿命は13歳と言われている。
カナダ・アルバータ州に住むアシュリーは、17歳にして身長120cm、体重16k。
2009年4月21日に17歳で召されたが、その姿は多くの人に、生きるメッセージを与えてくれた。1歳下で仲良しだった同じ病気のジョン君は16歳で先に召されていった。ジョン君がいつも言っていた。『人生は長さじゃないよ。どう生きるかだよ。』と。
アシュリーも、身体の痛みや併発する病気と闘いつつ、高校に通った。又、雇ってくれるところを見つけるのに苦労したらしいが、動物が好きだったので、ペットショップでアルバイトもしていた。彼女の母、ロリーは17歳でアシュリーをシングルマザーとして産んだ。私はアシュリーが生きた中に、母ロリーに多くの贈り物を残していったと思った。ロリーはアシュリーが12歳の時に結婚したが、キューピットとなったのはアシュリーだった。直ぐ弟が産まれたが弟の面倒もよく見た。今4歳になった弟はアシュリーが召されて悲しんでいた。他に1歳の弟、4ヶ月の妹が与えられた。彼らは小さくても、子供しか持たない不思議な感覚でアシュリーの存在価値をよく理解していると思う。互いが励ましあう天使であり、見えない絆で支え合っていたと思う。アシュリーは言っていた。『どうしてそんなにHAPPYなのかわからないけど、人生はそんなに不愉快なものじゃない。』と。アシュリーがひそかに憧れていた1歳上の男性がいた。彼にはガールフレンドがいたらしいが、憧れの1番大きなわけは、母ロリーにその男性が『神にアシュリーのためにお祈りします。』と言ってくれたことだったとか。アシュリーの事は色んな人が知っていたが、祈って励ましてくれる友人は、アシュリーにとってはHAPPYな存在だったのではないか?心の本当の優しさ、他人のために祈りをささげてくれる姿勢に惹かれたのかなあと思う。
私はアシュリーがあるクリスマスに、聖歌隊の1番端っこで勇気を出して歌っていた姿に感動した。。あの勇気と歌声は私は生きているかぎり、主をほめたたえよう。いのちのあるかぎり、私の神にほめ歌を歌おう。聖書 詩篇146:2』生かされていることのHAPPYと前向きさを、彼女の身体を持って語ってくれた気がした。
Copyright2009 実祝(みのり)プランニング

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