使命を持った仕事のHAPPY その2

1月29日(木)晴れ
『心に届く仕事を喜び、努力できる人はHAPPYだ』
実祝プランニング語録

さて、使命を持った仕事についてだが、以前書かせて頂いたように、私が0歳児の時、医者生命をかけて、私を救ってくれたお医者さんもそうである。
母にもそんなHAPPYなお医者さんが、いた。あるとき、眼科で網膜剥離と診断された。
手術が必要なので、大きな病院に入院した。
ところが、手術は成功したものの、別の場所から剥離が始まり又手術。その手術も成功したが、又別から剥離して本人も家族ももう駄目かと思った。
そのとき、手術してくれたお医者さんは、日本でもいろんな方から信頼されているお医者さんだった。
夜勤明けだろうが、何があろうが、毎日母の病室に顔を出さない日はなかった。1日勤務の時は何回も病室にこられては、母を励ましてくれていたようだ。又、他の患者さんにも同じように接していた。
有名な先生だったので忙しい。しかし、自分の名を売るより、医者としての仕事を、患者と接し、はげますことを優先させたお医者さんだった。それが自分がいいカッコするためにしていたのではない。なぜ解るかというと、かもし出される「もの」からである。理屈や言葉で説明を上手く出来ない。
何とか母の3回にわたる手術は成功し剥離も治まった。
同じく入院していた人の中には、結構、年令を重ね、白内障や緑内障の方も多かった。だから強いか弱いかというと、弱い立場の人が多かった。その人たちに、腰をかがめてわざわざ自分の仕事以外の時間を割いて、励ますことを続けておられた。それをHAPPYと思いされていたのだ。立派だと思った。今でも、朝早く、病院にいったとき、夜勤明けの身体で病室を訪ねてくれたこのお医者さんの姿を思い出すとHAPPYな気持ちになる。眼科医として目を手術したり、診察するだけでなく、自分の名声や栄誉よりも、患者の心の目が光るように接し、それをHAPPYと思ってくれたお医者さんだった。
こんなお医者さんが若いお医者さんの中にも増えたら、HAPPYで素晴らしいのに。
それには、傍についている家族や伴侶の気持ちも一致してこそ、そんな素晴らしいお医者さんになっていくと思う。キット奥様や家族が、それを誇りに思い支えてこられたのではないかと思う。
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